究極ウンチ地獄絵図

逃げ場なし

【勝利の女神:NIKKEの感想】今日の勝利の女神は、あたしだけにチュウする

面白いスマホゲームNIKKEた!

こんにちは、五月病で風邪をひきましたが無事回復しました。餃子食いながらブログ書いています。

三月「ボクは酢ダレいる?」

わたし「後で」

ということでスマホを新調し容量に余裕ができたのでチュイッターにておすすめ募集を呟いたところ「今ならバニーガールのけつが触れる」という大変にホットな情報を頂戴し『勝利の女神:NIKKE』始めました。

 

偽りなし

 

スマホに極限まで馴染んだシューティングゲーム

タップで射撃、そのままスライドすればレティクル移動、指を離せばカバー姿勢とこの上なくシンプルな操作性、ご覧の通り縦画面プレイ。しかしながらリアルタイムで展開する大量の敵とその種類の豊富さ、占有戦だったり防衛戦などの勝利条件の違いからくる慌ただしさもある。

一回のバトルが直観的でありながらも充実度の高い仕上がり。

 

もちろんオート操作もある

それでいて武器とニケの育成、それに付随しシナリオや追加要素を多分に含む基地建設とスマホゲームの文脈もしっかりと完備している。

さらにNIKKEならではの要素をいくつか盛り込んでいる。その中でも私が特に気に入った、これからも期待したい機能について触れていく。それが『シンクロデバイス』!

シンクロデバイス

一言でいうと「主力ニケのレベルを補欠ニケに共有する仕組み」。

いやこれ凄い。

 

上が主戦ニケ、5人のうち一番レベルが低いニケが共有元のシンクロレベルに選ばれる。

低レアの能力は高レアより劣るのはどのスマホゲームでもそうだと思いますが、このゲームもその例に漏れないと私は感じていました。

ガチャという集金システム上、高レアがビジュアル的にもステータス的にも魅力である必要性はわかりますが……「低レアの意義」みたいなものはどうしても考えてしまいます。

逆に言うと低レアにもスポットライトが当たる機会があると嬉しく感じるわけですが、このNIKKEはバトルではなく育成方面でスポットを当てていました。

 

オレンジ色がシンクロしてレベル上がっている状態

NIKKEでは同じキャラが出ると上限レベルが上がります。SRニケは3人目がガチャで出ると最大160レベルまで上げられるようになります。バンバンでるSRニケは手軽に最大上限まで上げられるのでシンクロデバイスのベースにするのに最適であると言えます。

シンクロデバイスの共有元は自分では選択できず、レベル降順に共有元であるベースにセットされるので、ことシンクロデバイスにおける重要度は上限レベルが上げにくいSSRよりも上限レベルが上げやすいSRのニケにあると言えます。

上限解放済みのSRニケがスポットライトを浴びる育成システム、これがシンクロデバイスです。

 

NIKKEは素材要求量が比較的多いで育成スピードは緩やかになりがちで、その割にはキャンペーンの要求戦闘力はそれなりにあるので幅広くニケを育成するのは難しいのですが、それをシンクロデバイスが解消してくれます。

さらに、手に入れたばかりのSSRニケであってもシンクロデバイスであれば即エンカウンター!できるというわけです。もちろん育てているわけですからベースになっている共有元のSRニケも相性やイベントのボーナス等を見極めて戦場に投入できます。


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ユーザー側が率先して低レアを育てる仕組みを作り上げているシンクロデバイスは凄い感動しましたね。

パム「ボクぁ酢ダレいる!」

わたし「あとでね」

 

NIKKEの魅力的なストーリーについて


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謎の侵略生物:ラプチャーにより地下へと追いやられた人類は、ヒト型兵器『ニケ』を開発し地上奪還への反撃を誓う。というのがNIKKEのストーリー。

現状では10帖たりとも地上の奪還は進んでおらず、主人公の役職でもある指揮官は、ニケを従え地上に赴く英雄と叫ばれながらもそのほとんどが作戦中に死んでいるという酷い有り様。



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さらに「頭さえ持ち帰れば、兵器であるニケは平気♪」とかいうもんだから簡単に命が散る。

既に私はニケの死に目に2回あっています。

そしてこの死亡シーンをすんなりと描くもんだからこっちも「あっさりと死ぬことを了承」してしまいそうになるんですよね。

指揮官こと私が雪崩に巻き込まれて仲間のニケと離れ離れになるシーンがあるんですけど、合流した際に「あの子は指揮官様を助けようとして……」と言われ「あいつ死んじゃったのかよ……」と割とあっさり受け入れている自分がいたんですよね。

まあ死んでたの嘘だったんですけど、嘘だと言われたときにマジで

「アニス、おまっ!」って言っちゃったもんな。

ニケがヒト型の兵器であるというところを文章で丁寧に描きつつ、魅力的なデザインでそのニケたちに愛着を持たせるという割と酷い感情の移入のさせ方してきます、このゲーム。最高。


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とダラダラと語りますが、私はまだchapter6(5月29日現在でchapter22まで開放している)半ばなので序盤も序盤です。

しかしながら最序盤から「このゲームはこういう世界観だから」としっかり提示してるうえに、ポストアポカリプスものという親しみある展開と劇中の明るい会話の豊かなバランス感覚が非常に気に入っております。「絶望はビジュアル、希望はテキストに」あるというところから早くも美味しく頂けていると感じます。

 

背中を向けて戦う三人称視点のシューティングバトルとニケの育成というプレイシーンが、プレイヤーの指揮官という立場と非常にマッチしておりアプリゲームでは形骸化しつつある部分を情緒をもってなぞっているようでいいなと思いました。

まあこれは完全な深読みです。

 

ということで初めて一週間のアプリゲーム『勝利の女神:NIKKE』の簡単な感想でした。

 

たんこー「僕、酢タレいる?」

 

なんださっきから「酢ダレ」って!

僕酢タレいる?

ぼくぁすたれいる?

ほうかあすたーれいる?

崩壊スターレイル!!!?

 

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