父が退院しました〜。
痩せて骨張ってる身体(倒れる前は85kgだったんスけど今65kg)見るとなんとも言えない気持ちになりますね。
本人は「シュッとしたやろ」ゆうてますけども。
言語に関しては理解出来てるけど発語にかなり障害が出てンですよね。
父の言葉を当てる言葉遊びみたいな会話をお茶の間で繰り広げてます。
前後の会話と先頭の文字から推察する感じで。
長年培った動物会話A-が生きてるな、つって〜!(窓際故の空気読み配慮スキル)
後は半身に麻痺が残っているので風呂なりトイレなりは介助が必要ですね。介護職経験ありなんでこちらとしては全くもって苦ではありませんが、都度父が申し訳なさそうに謝られるのは辛みアリって感じだな。
父自身はテレビや新聞を見聞きして私たちに感想を喋る(たどたどしくではありますが)ぐらいに会話にも前向きで「散歩に連れて行ってほしい」と外出にも積極的。
私たちに伝わらなければ「もうええわ」つって笑うのでそれほど悲観的でもないです(心の内はわかりませんが)
ただ寝てる間に倒れたことがトラウマになってるぽく、快眠は出来ていないっぽいのは本当に辛そうだな…と心痛するばかりっすね。
つーか、ビビるほど性格が丸くなってて「ひぃ〜らしくねー」と笑ってるw
あんた金属バットで私の腹シバいてたあの父ぃ!?
私が仕事辞めた時居酒屋で4時間説教してきたあの父ぃ!?
私にとって父は恐怖と威厳の象徴というか、社会のイメージそのものに近い存在だったので。
それがここまで大人しくなると毒気が抜かれる思いです。
そんなこんなで、我が家の一大事件は変わったところはたくさんありますが変わらないところももちろんありという形で落ち着きを見せました。
何が起こっても変わらない、というか回帰する場所やモノは生き方に根差したものなんじゃないかなと思います。父の姿を見て自分を省みる体験をしました。
まー大変なのはこれからですけどね!
父も仕事の肩の荷が下りたので「YouTuberにでもなろうかな」と冗談を言って笑っています。
…冗談だよな?